この記事の目次11項目

この記事でわかること


対象グレード

このページは C70 2代目(2006〜2013年式・電動格納式ハードトップのクーペカブリオレ) に該当します。

  • C70 2.4i
  • C70 2.5T
  • C70 T5
  • C70 D3
  • C70 D5

屋根が幌ではなく金属の電動格納式ハードトップで、キーの側面ボタンを押すと金属ブレードが飛び出す折りたたみ式(スイッチブレードキー)なら、この世代です。グレードが違っても電池の型番・交換手順は共通です。


基本情報

項目 内容
対象車種 Volvo C70 2代目(2006〜2013年式)
電池の型番 CR2032(3V コイン形リチウム電池・直径20.0mm/厚さ3.2mm)
難易度 ★☆☆ 初心者でもOK
所要時間 約5分
費用 電池代のみ(約200〜400円)
必要な工具 小さなマイナスドライバー1本

C70の電池は、最も普及しているCR2032です。ホームセンター・100円ショップ・コンビニ・家電量販店のどこでも手に入り、取り寄せ不要です。


C30・S40・V50と同じ「P1系」キー:年式での見分け方

C70 2代目のスマートキーは、ボルボのP1プラットフォーム(C30・S40 2代目・V50)と共通設計の折りたたみ式キーです。前オーナーの社外キーケースで型番がわからなくても、P1系のこの形状なら中身はCR2032です。

見分け方は次のとおりです。

  • キー側面のボタンを押すと、金属のブレード(鍵山)がパチンと飛び出す折りたたみ式
  • 本体は厚みのある角の取れた長方形で、ボルボのロゴが入る
  • 2014年以降のSPA世代(XC90 2代目など)とは形がまったく違う

この世代より新しいボルボ(XC60 2代目・XC90 2代目など)はキー形状も電池の入れ方も異なります。まずブレード飛び出し式かどうかを確認してください。


用意するもの:CR2032と精密マイナスドライバー

電池(CR2032)

入手性は抜群です。100円ショップ・コンビニでも売っていますが、確実に使いたいならパナソニック・マクセルなどの国産ブランドが安心です。長期在庫品は電圧が落ちていることがあるため、使用推奨期限も軽く確認しておくと安心です。

工具(小さなマイナスドライバー)

眼鏡用の精密ドライバーが理想です。ブレードを抜いた跡の合わせ目をこじるのに使います。


交換手順:ボルボの飛び出しブレードキー特有の開け方

C70のキーは裏ぶたスライド式ではなく、ブレード(鍵山)を抜いた跡の合わせ目を起点に開くタイプです。合わせ目が硬いので、力任せにこじるとツメが欠けます。

  1. キー側面のリリースボタンを押し、飛び出した金属ブレード(緊急用の物理キー)を根元から引き抜く
  2. ブレードを抜いた跡にできる合わせ目の隙間に、マイナスドライバーの先をそっと差し込み、てこの要領でケースを少しずつ浮かせる(一気にではなく全周を少しずつ)
  3. 古いCR2032を取り出す。外す前に+面がどちら向きか覚えておく
  4. 新しいCR2032を、外したときと同じ向き(+面を上)にセットする
  5. ケースの上下を合わせ、「パチッ」と音がするまで全体を押し込んで閉じる
  6. ブレードを戻し、ドアのそばで施錠・解錠して動作確認する

浮かせるときは1か所に力を集中させず、少しずつ全周をこじるとツメが折れにくいです。


間違えやすい電池の型番(CR2032・CR2025・CR2016)

C70で起こりがちなのが型番違いの電池を買ってくることです。直径はどれも20mmで同じため、棚で取り違えやすいのです。

型番 直径×厚さ C70での可否
CR2032 20.0mm × 3.2mm ✅ 正解(これを買う)
CR2025 20.0mm × 2.5mm ❌ 薄くて接触不良・脱落しやすい
CR2016 20.0mm × 1.6mm ❌ さらに薄く、まともに接触しない

違いは厚みで、CR2032より薄いものを入れると接触不良で反応しません。「20」だけ見て買わず、末尾まで(2032)確認してください。古い電池の刻印(CR2032)を見てから同じ型番を買うのが一番確実です。


交換しても反応しないとき

「故障」と判断する前に、次の順で確認します。

  1. 電池の向き:外したときと同じ向き(+面が上)になっているか。最も多い原因です
  2. 型番違い:CR2032ではなく薄いCR2025・CR2016を入れていないか(ガタついていたら型番違いの可能性大)
  3. ケースの収まり:上下のケースが最後までしっかり閉じているか
  4. 電池残量:長期在庫品は電圧が落ちていることがあるので、別の新品で試す

それでも無反応なら、スマートキーをスタート位置(イモビライザーリング付近)に近づけると始動できる設計です。出先で立ち往生したときの保険に覚えておいてください。改善しない場合はキー基板の故障やリモコン登録(同期)外れの可能性があるため、ボルボ正規ディーラーまたは輸入車専門の整備工場へご相談ください。


よくある質問

Q. ディーラーに頼んだらいくらかかりますか? 電池交換だけなら工賃込みで1,000〜3,000円程度が目安です。自分で行えば電池代(200〜400円)だけで済みます。

Q. 電池の残量が少なくなったサインは? 施錠・解錠の反応が鈍くなる、またはメーター内に「キー電池残量低下」と表示されます。表示が出たら早めに交換してください。

Q. C30やS40・V50と同じ電池ですか? はい。同じP1プラットフォーム世代のボルボは、いずれも折りたたみブレードキーでCR2032です。ただし車種ごとに必ず現物の刻印を確認してください。

Q. スペアキーも一緒に替えるべきですか? 普段使わないスペアキーも同じ時期に弱りがちです。CR2032は複数個入りで売っているので、2本まとめて替えておくと安心です。


まとめ

  • Volvo C70 2代目(2006〜2013年式)のスマートキー電池は CR2032(100均・コンビニで200〜400円)
  • C30・S40・V50と同じP1系の「飛び出しブレードキー」。形状で見分けられる
  • ブレードを抜いた跡の合わせ目から、少しずつ全周をこじって開ける
  • CR2025・CR2016とは厚みが違って入らない。型番を末尾まで確認

→ 次にすること:古い電池の刻印(CR2032)を確認し、複数個入りを1パック用意してスペアキーごと約5分で交換。電池は上のリンクからどうぞ。


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