この記事の目次13項目

結論: レンジローバーもイヴォークもキー電池は CR2032・約3分で交換できる

① 答え

  • レンジローバー L405型・イヴォーク(L538/L551)のスマートキー電池はいずれも CR2032(約200〜400円・100均やコンビニで買える)。工具は不要、所要約3分

② これだけは注意

  • CR2025・CR2016 と間違えない(直径は同じ20mmでも薄くて接触不良)。ケースを力任せにこじるとツメが欠けます

③ まずやること

  • メカニカルキーを引き抜く → 開け口をてこの要領で開ける → +面を上にセット(詳しくは交換手順へ)

世代の見分け方・型番の間違い・反応しないときの確認順まで、このページで完結します。

対象グレード

このページは レンジローバー(4代目 L405系・2012〜2022年式・フルサイズSUV) に該当します。

  • Range Rover Vogue / Vogue SE
  • Range Rover Autobiography / Autobiography Black
  • Range Rover Si4 / Si6(ガソリン)
  • Range Rover TDV6 / SDV8(ディーゼル)
  • Range Rover P400e(プラグインハイブリッド)
  • Range Rover SVAutobiography

グレードやパワートレインが違っても、4代目L405世代のスマートキーであれば電池の型番・交換手順は共通です。

基本情報

項目 内容
対象車種 Land Rover レンジローバー L405型(2012〜2022年式)
電池の型番 CR2032(3V コイン形リチウム電池・直径20.0mm/厚さ3.2mm)
難易度 ★☆☆ 初心者でもOK
所要時間 約3分
費用 電池代のみ(約200〜400円)
必要な工具 不要(メカニカルキーの先端で開けられます)

CR2032は世の中でもっとも普及しているコイン電池です。ホームセンター・100円ショップ・コンビニ・家電量販店のどこでも手に入ります。

先代L322・現行L460との違い:世代でキーが分かれる

世代 年式の目安 備考
L322(先代・3代目) 2002〜2012 キーの形状が古く、現行とは異なる
L405(このページ・4代目) 2012〜2022 CR2032。メカニカルキーを抜いて開く
L460(現行・5代目) 2022〜 CR2032だが本体形状が新しい
イヴォーク L538(初代) 2011〜2018 CR2032。このページ内の手順へ
イヴォーク L551(2代目) 2018〜 CR2032。このページ内の手順へ

L405世代は、すっきりした横長のスマートキーで、メカニカルキーを抜くと開け口が現れます。2012〜2022年の登録ならL405=このページです。中古で購入した個体は、車検証の初度登録年で世代を確認すると確実です。

コンパクトな「イヴォーク」はイヴォーク L538イヴォーク L551のセクションへ(電池は同じCR2032)。中型の「ヴェラール」は別モデルです。

用意するもの

電池(CR2032)

100円ショップ・コンビニでも売っていますが、確実に使いたいならパナソニック・マクセルなどの国産ブランドが安心です。長期在庫品は電圧が落ちていることがあるため、使用推奨期限も軽く確認を。

工具

基本的に不要です(内蔵メカニカルキーの先端を使います)。心配な方は細いマイナスドライバー(眼鏡用の精密ドライバー)を1本用意しておくと確実です。

交換手順:ランドローバーのスマートキー特有の開け方

CR2032 電池交換 4ステップ

  1. 🔓メカニカルキーを引き抜く

    リモコン下部のリリースボタンを押しながら、銀色の金属キー(メカニカルキー)を引き抜きます。

  2. 🔧キーケースを分離する

    引き抜いた金属キーの先端を、リモコンの溝に差し込んでテコの要領で開きます。爪傷防止に布を挟むと安心。

  3. 🔋CR2032 電池を交換する

    古い電池を外し、新しい CR2032 を「+」面を上にセット。指紋が付かないよう端を持つのがコツです。

  4. ケースを閉じて動作確認

    カチッと音がするまで押し込み、メカニカルキーを戻して完了。ロック/アンロック動作を必ず確認します。

L405のスマートキーは、メカニカルキーを抜いた跡の開け口を起点にケースを開くタイプです。ランドローバーのキーは合わせ目が硬いので、力任せにこじるとツメが欠けます。

  1. キー側面(または背面)のリリースつまみを操作し、内蔵の金属メカニカルキー(緊急用の物理キー)を引き抜く
  2. メカニカルキーを抜いた跡にできる開け口に、そのメカニカルキーの先端(または細いマイナスドライバー)を差し込み、てこの要領でケースの合わせ目を少しずつ浮かせる
  3. 古いCR2032を取り出す。外す前に+面がどちら向きか覚えておく
  4. 新しいCR2032を、外したときと同じ向き(+面を上)にセットする
  5. ケースの上下を合わせ、「パチッ」と音がするまで全体を押し込んで閉じる
  6. メカニカルキーを戻し、ドアのそばで施錠・解錠して動作確認する

合わせ目を浮かせるときは1か所に力を集中させず、少しずつ全周をこじるとツメが折れにくいです。

イヴォーク L538(初代・2011〜2018)の手順

初代イヴォーク(3ドア・5ドア・コンバーチブル共通)も電池はCR2032です。開け方はL405と同系統で、メカニカルキーを抜いた跡にできる合わせ目の隙間に細いマイナスドライバーをそっと差し込み、てこの要領で少しずつ全周を浮かせます。所要約5分。丸みのある初代デザイン・2018年より前の登録ならL538です。

イヴォーク L551(2代目・2018〜)の手順

2代目イヴォーク(走行時にドアハンドルが格納されるフラッシュ仕様の世代)も電池はCR2032です。工具は基本不要で、抜いたメカニカルキーの先端を開け口に差し込んでケースの合わせ目を浮かせます。所要約3分。2018年以降の登録ならL551です。

間違えやすい電池の型番(CR2032・CR2025・CR2016)

型番 直径×厚さ L405での可否
CR2032 20.0mm × 3.2mm ✅ 正解(これを買う)
CR2025 20.0mm × 2.5mm ❌ 薄くて接触不良・脱落しやすい
CR2016 20.0mm × 1.6mm ❌ さらに薄く、まともに接触しない

直径はどれも20mmで同じなので、棚で取り違えやすい電池です。CR2032より薄いものを入れると接触不良で反応しません。「20」だけ見て買わず、末尾まで(2032)確認してください。

→ 次にすること: 古い電池を外したら、その刻印(CR2032)を見てから同じ型番を買うのが一番確実です。

交換しても反応しないとき

「故障」と判断する前に、次の順で確認します。

  1. 電池の向き:外したときと同じ向き(+面が上)になっているか。最も多い原因です
  2. 型番違い:CR2032ではなく薄いCR2025・CR2016を入れていないか(ガタついていたら型番違いの可能性大)
  3. ケースの収まり:上下のケースが最後までしっかり閉じているか
  4. 電池残量:新品でも長期在庫品は電圧が落ちていることがあるので、別の新品で試す

ここまで確認しても無反応でも、スマートキーをエンジンスタートボタンに直接タッチさせるとエンジンはかかる設計です(電池が弱っていても始動できる応急手段)。それでも改善しない場合は、キー本体の基板故障やリモコン登録(同期)外れの可能性があるため、ランドローバー正規ディーラーまたは輸入車専門の整備工場へご相談ください。

よくある質問

Q. ディーラーに頼んだらいくらかかりますか? 電池交換だけなら工賃込みで1,000〜3,000円程度が目安です。作業自体は簡単なので、自分で行えば電池代(200〜400円)だけで済みます。

Q. 電池の残量が少なくなったサインは? 施錠・解錠の反応が鈍くなる、またはメーター内にキー電池残量低下の表示が出ます。表示が出たら早めに交換してください。

Q. 自分のレンジローバーがL405か分かりません。 車検証の初度登録年で判別できます。2012〜2022年ならL405、2022年以降なら現行L460です。電池はどちらもCR2032です。

Q. 自分のイヴォークが初代か2代目か分かりません。 車検証の初度登録年で判別できます。2018年より前なら初代L538、2018年以降なら2代目L551です。電池はどちらもCR2032で、開け方が少し違います(上の各セクション参照)。

Q. スペアキーも一緒に替えるべきですか? 普段使わないスペアキーも同じ時期に弱りがちです。CR2032は複数個入りで売っているので、2本まとめて替えておくと安心です。

まとめ

  • レンジローバー L405型・イヴォーク L538/L551のスマートキー電池はすべて CR2032(100均・コンビニで200〜400円)
  • 先代L322・現行L460とは本体形状が違う。世代は初度登録年で確認
  • メカニカルキーを抜いた跡の開け口から、少しずつ全周をこじって開ける
  • CR2025・CR2016とは厚みが違って入らない。型番を末尾まで確認

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