結論

電池は「CR2032」。
1枚買えば、3〜5分で直ります。

難易度 ★☆☆ 作業 約3〜5分 費用 200〜400円 工具 小さなマイナスドライバー1本

↓ これを買えばOK。メイン+スペアの2本持ちなら、4枚パックで次回分まで足ります。

✓ X5 G05型(2018〜・xDrive35d/40d/45e/M50i/X5 M) 全グレードCR2032。このページのままでOK

✗ 液晶画面付きのキー(ディスプレイキー) 充電式(USB-C)なので電池交換は不要です

✗ X5 F15(旧型・2013〜2018) CR2450(後期)/CR2032(前期)の個体差あり → 旧型はこちら

この記事の目次5項目

交換のしかた(8ステップ)

CR2032 電池交換 4ステップ

  1. 🔓メカニカルキーを引き抜く

    リモコン下部のリリースボタンを押しながら、銀色の金属キー(メカニカルキー)を引き抜きます。

  2. 🔧キーケースを分離する

    引き抜いた金属キーの先端を、リモコンの溝に差し込んでテコの要領で開きます。爪傷防止に布を挟むと安心。

  3. 🔋CR2032 電池を交換する

    古い電池を外し、新しい CR2032 を「+」面を上にセット。指紋が付かないよう端を持つのがコツです。

  4. ケースを閉じて動作確認

    カチッと音がするまで押し込み、メカニカルキーを戻して完了。ロック/アンロック動作を必ず確認します。

  1. メカニカルキーを引き抜く スマートキー側面のスライドボタンを押しながら、内蔵の金属キーを引き抜く
  2. 切り欠きを確認 メカニカルキー収納部の奥にある切り欠きを見つける
  3. ドライバーで軽くひねる マイナスドライバーを切り欠きに差し込み、軽くひねると「パチッ」と背面カバーが浮く
  4. 古いCR2032を取り出す プラス面の向き(上)を必ず覚えておく
  5. 新品CR2032を装着 「+」面を上にして押し込む
  6. 裏蓋を戻す 四辺をしっかり「カチッ」と押し込む
  7. メカニカルキーを戻す
  8. 動作確認 車両近くでロック/アンロックボタンを押して反応を見る。エンジン始動も確認

G05特有の注意:BMW純正キーの裏蓋はツメで割れやすい仕様です。金属のマイナスドライバーは布で先端を覆って使うか、内張りはがし(樹脂製の工具)を使うと安全です。

交換ついでに、ケースの保護まで済ませるなら。 X5のスマートキーは厚みがあり、落下時の損傷リスクが意外と高いです。本革ケースで保護しておくと電池蓋の破損も防げます。

間違えやすい電池の型番

BMWは世代で電池が違います。F系(F20/F30/F32/F15後期など)がCR2450、X5 G05を含むG系はCR2032が正解です。

型番 直径×厚さ G05での可否
CR2032 20.0mm × 3.2mm ✅ 正解(これを買う)
CR2450 24.0mm × 5.0mm ❌ 大きすぎてホルダーに物理的に入らない

新しい3シリーズ(G20)と同じ感覚でOKですが、旧型BMWから乗り換えた方はCR2450と取り違えやすいので、買う前に必ず型番を確認してください。

つまずいたら、ここ

Q. 電池交換後、リモコンが効かなくなった

電池の向き(+−)の逆挿入が最も多い原因です。再度開けて向きを確認してください。それでも改善しなければ、車内でエンジン始動できれば走行は可能なので、ディーラーで再ペアリング診断を受けてください。

Q. 交換後の再設定(学習リセット)は必要?

不要です。イモビライザー情報(盗難防止の認証情報)はキー側に保持されており、電池交換だけで車両との通信は復活します。

Q. ディスプレイキー(液晶付き)の電池交換は?

ディスプレイキーは充電式(USB-C)で電池交換はできません。バッテリーが劣化したらディーラー交換になります。通常キーとの見分けは「液晶画面の有無」です。

Q. M50i/X5 Mでも同じ電池?

はい。G05/F95世代は同形状のスマートキーでCR2032共通です。Mモデルだけ違うということはありません。

Q. 純正電池でないとダメ?

CR2032は国際規格なので、パナソニック・マクセルなど大手メーカー品であれば問題ありません。出どころ不明の激安品は液漏れリスクが高いため避けてください。

Q. 反応距離が伸びない・ときどき効かない

まず電池交換が第一選択です。それでも改善しないときは、車側の受信機(コンフォートアクセス:キーを取り出さずに開錠できる機能)の不具合の可能性があるため、ディーラーで診断を受けてください。

Q. キーのネジが固くて回らない

裏蓋に小さく固いネジが使われている個体では、刃先が摩耗した家庭用ドライバーだとネジを舐めて(=溝を潰して)しまいがちです。舐めるとディーラー修理5,000〜10,000円コースになることもあるので、精密ドライバー(VESSEL TD-56・6本セット1,500円程度。BMW/MINI/Mercedes/フォルクスワーゲンのスマートキーに対応)を使うのが安全です。

詳しい情報(読みたい人だけ)

対象グレード・車両形式(自分の車を確認)

このページは BMW X5 G05型(2018年〜) に該当します。全グレードCR2032です。

車両形式 グレード 電池規格
CV30(G05) xDrive35d / xDrive40d(B57 直6ディーゼル) CR2032
TA30(G05) xDrive45e(PHEV・B58+モーター) CR2032
JU44(G05) M50i(N63 V8 4.4Lツインターボ) CR2032
JU8230(G05) X5 M(F95・S63 V8 4.4Lツインターボ) CR2032
項目 内容
電池規格 CR2032(3V コイン形リチウム・直径20mm/厚さ3.2mm)
必要工具 小型マイナスドライバー1本 or 内張りはがし
所要時間 約3〜5分
推奨交換目安 2〜3年に1回(反応距離が短くなったら)

一部のG05には充電式のディスプレイキー(液晶付き)のオプションがあります。液晶が付いていたらこのページの対象外(充電式)です。

旧型 X5 F15(2013〜2018)の場合

F15はCR2450(後期)/CR2032(前期)の個体差があります。世代の境目にあるため、電池を取り出して刻印の数字を目視確認してから購入してください。CR2450が必要な個体には下記が適合します。

出典・参考
  • BMW Japan 公式モデル情報(X5 諸元)
  • グーネット 型式 3DA-CV30/3BA-JU44 ページ
  • みんカラ G05 オーナー実機実例(電池表記 CR2032 を確認)
  • iFixit 公式ガイド 2020-2024 BMW X5(CR2032)

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この記事は、現役・輸入車販売店オーナーの立場から、G05オーナーがディーラーに頼まず5分で解決できるよう、現場での相談事例と公式仕様をもとにまとめました。 — 現役・輸入車販売店オーナー